住宅ローンを延滞してしまっているあなたに起こる事(その3)
前回のブログでは、「住宅ローンを滞納してしまった場合にあなたに待ち受ける不利益」について見てきました。
今回は、延滞や滞納してしまった場合に、"絶対にやってはいけない2つのコト"についてお話ししていきます。
絶対にやってはいけない2つの事
1、不誠実な対応
延滞しはじめると、金融機関から督促の書面や電話などが来るようになります。
不誠実な対応とは、これを無視し続ける事です。
もしあなたが、お金を貸している立場だったとします。
返済もせずにいつまでも連絡が取れない人と、自分の状況を話してなんとか支払えるようにしようと一生懸命さが伝わるような人と、どちらの方が印象がよいでしょうか。
印象を良くしたからと言って、返済が出来ないことに変わりはない、と思われるかもしれませんが、決して意味のないことだなどと思わないでください。
今後の返済についての相談や、残債が残ってしまう任意売却なども、金融機関からの承認が必要となるのです。
不誠実な人に対して、金融機関もそこまで柔軟な対応をしようとは思いませんよね。
誠実に対応しておいて、それが不利益につながることはありませんし、何よりあなたを信用して何千万というお金を貸してくれたのですから、誠実に対応するのが当たり前とも言えるでしょう。
2、キャッシング補填
返せるアテのないお金は借りない。
「借り入れが出来る金額=返済が出来る金額」ではないという事です。
住宅ローンの延滞・滞納をおこしてしまう方が、キャッシングでその場をしのいでしまう事はとても多く、そこから自転車操業のように借り入れを増やしてしまうのです。
はじめは住宅ローン返済のためだけだったものが、結局はそのほかの支払いも回らなくなり、返済のために借り入れをしていく。
その先がどうなるかは、お分かりいただけることと思います。
キャッシングというのは、クレジットに付帯されていたり、審査が比較的甘かったり、手軽に借りられてしまうものなので、ついつい手を出してしまいがちです。
しかし、あなたの預金でない限り、借りた額よりも返す額の方が大きくなるのですから、負担はどんどん増える一方なのです。
3、まとめ
どんな事情があるにせよ、借りたものは約束通りに返済していく。
それはなにも、住宅ローンに限ったことではないでしょう。
少し厳しい表現にはなりますが、延滞・滞納というのは、あなたが金融機関との約束を先にやぶってしまったという事です。
そう考えると、あなたが金融機関に対して「不誠実な対応」をするというのは、絶対にすべきではないことは、お分かりいただけるかと思います。
しかし、前回のブログに挙げた不利益というのは、一度に全てを受けるわけではなく、段階を追って受けるものです。
その不利益を少しでも抑えるためにも、一日もはやく相談をして、対策をすべきでしょう。
そうすることが、今後のあなたやあなたのご家族の負担を、軽くすることにもつながるのです。
『住宅ローン”麹町”相談ルーム』の若林までご連絡下さい。
秘密厳守・相談無料ですので、ご安心下さい。
業界第一歩は、建設会社系の不動産会社に勤務し売買の一般仲介業務に従事しておりました。東京の都心を中心に、東京23区をエリアとして営業マンとして忙しく動き回っておりました。
その後、仲介業務だけでなく、マンションの一棟買取リノベーション、一部屋毎の買取リノベーション、不動産競売、一戸建ての建売などを経験し、2007年、Jハーモニックス不動産株式会社として独立し現在に至っております。
独立後は、首都圏と東北の仙台(生まれが仙台市のため)に営業拠点を置き、マンションのリノベーション事業、不動産競売、そして、任意売却を中心に住宅ローンの救済コンサルタントとして、東北から西は愛知県まで飛び回っております。
住宅ローンは、長期にわたりローンの支払いが続くものです。その間、いろいろな要因で返済が難しくなる場合もあります。 生活の基盤を固め、ご家族の幸せのために、ご自宅探しを始め、一大決心でローンを組んでご自宅を購入。その後は、様々な困難を乗り越えて、一生懸命にお仕事をしてローンの返済を続けてきた。しかし、どうしようもない状況に直面してしまった方もいらっしゃいます。お話しをよくお聞きし、お客様おひとりおひとりにとって最善の方法を話し合い、解決していく。
現在は、このようなコンサルティングの仕事もしております。この経験を活かし、無理のない不動産購入のお手伝いもさせて頂いております。
業界30年の経験を活かし、微力ながら、皆様の不動産のご購入、ご売却、相続問題、住宅ローンなど債務返済のご相談を承っております。